年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	0	2	7	12	16	37	113	298	510	202

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	61	41.26	21.69	29.51	87.80
040080x099x0xx	肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎（15歳以上）手術なし手術・処置等２なし	57	19.35	14.34	8.77	80.88
050130xx99000x	心不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	38	21.37	18.30	5.26	87.55

高齢者に多い「誤嚥性肺炎」「肺炎」が１位、2位となっております。脳卒中の既往歴や認知症が併存されている方も多く、当院の患者構成で高齢者が多くを占めていることが反映されたものと考えられます。「心不全」は基礎疾患に心筋梗塞や心臓弁膜症等の既往があることが多く、当院の患者構成が反映された結果と考えられます。退院後療養型病棟へ行かれる方も多くいらっしゃいますので転院の割合が高くなっております。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx03xx0x	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的消化管止血術等副傷病なし	42	2.00	2.76	0.00	65.26
060100xx03xx1x	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的消化管止血術等副傷病あり	-	-	6.16	-	-

内視鏡的に大腸ポリープを切除したための入院が多くなっています。大腸内視鏡検査時に発見されたポリープを切除した後に出血などの合併症を発症していないかを注意深く確認しております。患者さんの日常生活への支障を最小限にとどめるため当院では一泊二日で入院をしていただいております。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	17	7.53	8.97	0.00	68.59
080011xx99xxxx	急性膿皮症手術なし	-	-	11.97	-	-
080006xx01x0xx	皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）皮膚悪性腫瘍切除術等手術・処置等２なし	-	-	10.49	-	-

帯状疱疹に対する点滴治療のための入院が多くなっています。帯状疱疹に対しては点滴治療とともに安静にしていただくことが重要であり1週間程度の入院で改善し退院されています。
皮膚と皮下組織に細菌が入り込み炎症を起こす蜂巣炎に対する抗生物質の投与のための入院、皮膚の悪性腫瘍（皮膚癌など）に対する手術のための入院にも対応しております（患者数が10件未満のため「-」としております）

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	-	-	-	2	3	1	1	7
大腸癌	-	-	-	1	-	-	1	7
乳癌	-	-	-	-	-	-	-	-
肺癌	-	-	-	-	-	2	1	7
肝癌	-	-	-	1	1	0	1	7

当院では、内視鏡検査・画像検査等で癌が発見された（または疑われる）場合、患者さん本人・ご家族の意向を踏まえながら速やかに手術・化学療法等ができる適切な医療機関へ紹介・転院をしていただくことが多くなっております。また、他医療機関で手術・化学療法等の治療を行った後の加療（ターミナルケアを含む）を当院で行っております。このように当院では癌治療に関しては他施設との連携をとりながら診療をする体制をとっております。
もちろん、当院で治療可能な癌に対しては治療を行っております。

平均年齢にも現れているとおり、高齢患者さんの肺炎が多くなっていることから中等症（重症度１）以上の患者さんが多くなっていることがお分かりいただけるかと思います。重症度が上がっていくほど平均年齢も高くなっており、高齢者ほど重症化しやすい傾向にあることがうかがえます。軽症（重症度0）の方でも、糖尿病や心疾患等の基礎疾患をお持ちの方の場合は肺炎に罹患することにより基礎疾患の増悪を招くことがありますのでそのような方は基礎疾患の管理も併せて入院となることがあります。

	患者数	平均在院日数	平均年齢
重症度 0	6	6.83	66.50
重症度 1	16	21.94	82.06
重症度 2	21	20.95	81.10
重症度 3	12	26.00	84.58
重症度 4	2	22.50	84.00
重症度 5	1	241	91.00
不明	0.00	0.00	0.00

ICD10	傷病名	発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
G45$	一過性脳虚血発作及び関連症候群	-	-	-	-	-
G46$	脳血管疾患における脳の血管(性)症候群	-	-	-	-	-
I63$	脳梗塞	-	39	47.56	82.28	21.96
I65$	脳実質外動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの	-	-	-	-	-
I66$	脳動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの	-	-	-	-	-
I675	もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症>	-	-	-	-	-
I679	脳血管疾患，詳細不明	-	-	-	-	-

内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。）	16	77.94	93.81	31.25	86.25
K721-21	内視鏡的大腸ポリープ切除術（長径２センチメートル未満）	-	-	-	-	-
K654	内視鏡的消化管止血術	-	-	-	-	-

内視鏡を使った結腸・大腸ポリープ切除手術が多くなっております。内科の場合は高齢者や多くの合併症をお持ちの方へ施行する場合があるため術前・術後の日数が長くなっています。
急性期で入院された方の中には食事摂取が困難になってしまう方もおり、栄養摂取の方法として胃ろうを希望される方に対して内視鏡を使った手術を実施しております。
内視鏡検査にて出血性の胃潰瘍・胃炎が発見された場合には直ちに止血術を施行しております。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K721-21	内視鏡的大腸ポリープ切除術（長径２センチメートル未満）	42	0	1	0	65.19
K6335	ヘルニア手術（鼠径ヘルニア）	-	-	-	-	-
K7211	内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル未満）	-	-	-	-	-

内視鏡を使った結腸・大腸ポリープ切除手術が多くなっております。平均年齢も66.16歳と当院としては若い傾向が見られます。これは、人間ドックや職場等の検診で異常を認め精査目的で当院を受診される方が多くなっていることが背景にあると考えられます。お仕事や日常生活への支障が最小限になるように当院では一泊二日での入院として手術を実施しております。
鼠径ヘルニア（脱腸）に対する根治術も実施しております。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの）	334	0	1.04	0	78.05

当院では、眼科の一泊二日白内障手術を地元で開業している非常勤医師により施行しており、毎週7件前後の手術を実施しています。そのため単独の手術で症例数も多くなっております。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	-	-
180010	敗血症	同一	32	2.67
180010	敗血症	異なる	6	0.50
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	12	1.00
180040	手術・処置等の合併症	異なる	-	-

平成27年度 長野県厚生農業協同組合連合会 下伊那厚生病院 病院指標

平成27年度長野県厚生農業協同組合連合会下伊那厚生病院病院指標