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子宮頸がん(HPV)

子宮頸がんの予防ワクチンのご案内

『がん』ときくと、身近な家族や親せきにがんになった人がいるとなりやすいイメージがありますが、子宮頚がんは遺伝などに関係なく、 ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が関与しています。性交により感染すると考えられており、 性交経験のある女性なら誰でも子宮頚がんになる可能性があります。
子宮頸がん予防ワクチンは、海外ではすでに100カ国以上で使用されていますが、昨年12月から日本でも接種可能となりました。 3回接種で長期間HPVウイルスの感染から身を守ることが可能です。ウイルスに感染する前に接種すると効果的なため、 特に年齢が11~14歳での接種がすすめられています。このワクチンだけですべての子宮頸がんを予防することはできませんが、 検診と併用することにより子宮頸がんを未然に防ぐことができます。

接種対象

接種対象 満10歳以上の女性

※未成年の方は保護者の同伴が必要です。
※妊婦、産褥、授乳婦への接種はできません。
このワクチンは、あくまで接種後のHPV感染を防ぐもので、すでに感染しているHPVを排除したり、前がん病変を治す効果はありません。 また、ワクチンの効果がどれだけ長く持続するかについては、現在も調査が継続して行われています。

接種方法

1回目の接種の後、1ヶ月後、6ヶ月後と全部で3回の筋肉注射を行ないます。
※接種を受ける場合には3回接種することが大事で、1回あるいは2回では十分な効果を発揮できません。

接種費用 【公費助成対象外の場合】

1回目
2回目(1ヶ月後)
3回目(6ヶ月後
定期接種

市町村により異なりますが、公費助成により無料、または一部負担で接種することができます。
公費対象は中学1年(13歳相当)~高校1年(16歳相当)の女子です。
※JA組合員証明用紙は病院受付にて発行いたしますので最寄りの支所にて証明を受けてください。

接種お申込み先

●お電話、または健康管理課受付にてご予約ください。
●予約には市町村から配布された予診票が必ず必要です。
●他の予防接種との接種間隔に注意して下さい。
●安全性、副反応が出た時の危険性もご理解の上、同時接種できます。

下伊那厚生病院 健康管理課 Tel:0265-48-8100(直通) 平日10:00〜17:00

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