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ヒブワクチン(Hib)

ヒブワクチンとは

ヒブ感染症(ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型感染症)を予防するためのワクチンです。 乳幼児の病気には、重症化して死亡したり、重大な後遺症が残る病気として細菌性髄膜炎や急性喉頭蓋炎などがあり、 日本では年間600~1000人程、ヒブ感染症に罹患しているといわれています。

これらを予防するために、ヒブワクチンが有効です。日本では2008年12月から接種が認められましたが、 世界的には以前から多くの国で定期的に接種されております。
ヒブワクチンは接種を開始する年齢により、接種回数が異なり、 2ヶ月~7ヶ月未満は4回、7ヶ月~1歳未満は3回、1歳~5歳未満は1回の接種を行ないます。 5歳以上は通常、ヒブ感染症を発症しないため、ヒブワクチンの接種は必要ありません。

副作用として、接種部位の発赤(赤み)、腫脹(腫れ)、発熱、アレルギー反応などが報告されていますが、 いずれも他のワクチン接種と同様で、重症化することは極めて稀といわれています。

接種内容

接種対象 2ヶ月~5歳未満の小児

※接種開始時の年齢により、接種回数が異なります。

開始時: 2ヶ月以上~7ヶ月未満 接種回数:3回+追加1回
    7ヶ月以上~1歳未満      2回+追加1回
    1歳以上~5歳未満      1回

 

接種方法

※1回目の接種の後、1ヶ月おきに筋肉注射を行ないます。
※1歳未満は約1年後に追加接種をします。
ヒブワクチンは他のワクチンと同時接種することが可能です。小児用肺炎球菌ワクチンや三種混合ワクチン(DTP)と同時接種することで、 医療機関への来院回数を最小限にすることができます。 当院では三種混合ワクチンの接種も可能です。

接種費用 【公費助成対象外の場合】

1回目~4回目 定期接種

市町村により異なりますが、公費助成により無料、または一部負担で接種することができます。
公費対象は2ヶ月以上 ~ 5歳未満の小児です。
※ヒブワクチンに関してはJA組合員割引はありません。

接種お申込み先

●お電話、または健康管理課受付にてご予約ください。
●予約には市町村から配布された予診票が必ず必要です。
●他の予防接種との接種間隔に注意して下さい。
●安全性、副反応が出た時の危険性もご理解の上、同時接種できます。

下伊那厚生病院 健康管理課 Tel:0265-48-8100(直通) 平日10:00〜17:00

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